swallow diary

人なりを知り心を描く

哲学界のロックスター

マルクス・ガブリエル

ーーーー Markus Gabriel ーーーーーーーーーーー

史上最年少で教授になった哲学者マルクス・ガブリエル(41)。

数々の巨大IT企業で倫理的に

経営アドバイスもするガブリエル教授は異色の経歴から

「哲学界のロックスター」とも称されます。

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最近は哲学者の情報に触れる機会が楽しい!

今回は、ガブリエル氏のことについて考えていた。

 

彼のことはテレビ朝日のニュースで知った。

彼の考えがとても興味深かった。

 

その時の一部分を抜粋すると、

「どの会社にも税理士がいる、倫理学者や哲学者がいないのはなぜか?」

このパートに心奪われた。

世の中には、様々な部門でエキスパートがいる。

確かに社会的な組織を考えてみれば税理士という部門はある、けど、

社会の仕組み資本の仕組み、世界や自然、人間のロゴスを語れる

論理や哲学がない世の中は、

今だからこそ顕在化でき誰しもが認識できるであろう、バラバラだ。

私自身も思い込みと事実を分けるトレーニングを欠かさないようにしている。

今は個人そして社会、世界規模で方向性が見えないのは事実であり、

真理を探究する知的営みが哲学にあるのは確かで、

ひとりひとりが歩み寄る上で欠かせない道のように感じている。

 

 

ガブリエル氏は、

日本のことについても、

「ひとことで日本を表そうと思ったら『精神の可視性』といいます。

日本人はお互いの気持ちが手に取るように見えるのです。

非常に精神的な文化で、どこにおいても精神が可視化されているので、

哲学をするには大変強力な場所です」と述べています。

 

この件については、日本の皆さんは、どう思いますか?

本当にガブリエル氏が感じていることのように、

全ての人の気持ちが手にとるように見えていますか?

また、

日本から世界が変わるというイメージを一度でも耳にしたことや考えたことはありますか?

これらのテーマは、

日本の感覚的伝統を一度ゼロ化し向き合うことが大事なんだろうなぁと思っています。

そういう本気のゼロ化ができないからバツからマルの移動止まりになってしまう。

すでに、日本と世界を分けることはできないはずです。

私たちの現在地は、本当に精神的な文化を持ってますと、言いきれますか?

 

哲学や論理を調べていく中で、

世界の根源や本質を見極めるための知的探究的な取組みに可能性を感じています。

 

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